毎週水曜日の午後2時45分~5時まで自宅開放をして、無料でどんぐりの学習相談やお試しております。(ツーク州の学校休暇中はやりません。7月6日(水)を最後に夏休みに入り、8月23日(水)から再開いたします。)
ご興味のある方は、メールかFacebookのスイスどんぐり倶楽部へメッセージください。要事前予約。
一度来たことがある方でも大歓迎ですよ。お母さんがやり方を理解して身につけて、いつか充実した家庭学習に切り替えてくれたら本望です。
場所:Zug, Fridbach
持参:水筒、おやつ、筆記用具
料金:無料
4月18日(火), 5月16日(火)
Zug Fridbach どんぐりママの自宅
14:30 – 17:00 のうちお一人あたり1時間程度
参加費: お子様お一人あたり10フラン
(14:30 – 16:00の間でいつスタート希望かをお書き添えください)info@donguri.ch
「どんぐり問題をやってみたいけど、どうやったらいいのか、やって見せてもらいたい」
「自分の子どもの考える力がどの程度なのか知ってみたい」
どんぐり問題をやってみると、現状(今までの教育の結果)を知ることができます。
2017年5月2日(火)16:15 – 17:15
1~10までまだ数えるのがちょっと大変だったり、数に親しみのない5、6歳を対象。
2017年5月9日(火)16:15 – 17:15
数は大体分かる子たち向け。
「教育の2020年問題」が大きな話題になっているように、今後は、日本でも、思考力・判断力・表現力の強化が教育の大きな柱となります。
スイスどんぐり倶楽部では、海外にいるわが子が「いかに日本語をきれいに発音するか、どれだけ日本語が読めるか、何歳でひらがなが書けるようになるか、当事者の子どもにとっては意味不明な「将来のため」に日本語を学ぶこと」よりも、「6歳から12歳のあいだに視考力を活用して、人間的な判断力を含む思考力「絶対学力」を育てること」の方が、その子の人生のためにずっと重要だと考えます。
スイスどんぐり倶楽部の親が子供につけてあげたいと思う力:
1. 考える力(思考力)
2. 自分の人生を楽しみ、生き抜く力
3. 多様性を受け入れる力
学習について、スイスどんぐり倶楽部の親が大事だと思うポイント:
1. 日本語を嫌いにさせない
2. 現地校の勉強、現地のマナーや習慣を正しく身につけさせる
3. 無理なく無駄なく効率的に、どんぐり問題を通して「精読」の習慣をつけさせる
具体的な方法がどんぐり倶楽部には、あります。
子供たちの吸収力を知識や語学の詰め込みや、先取りに使うことは間違っています。
勘違い基礎基本を徹底反復させる傾向が強く、才能を限定するパターン学習の前倒しになりやすい「偶然教育」とは、学習手法の理論が統一されていないので結果的に成果があれば何でもやってしまい、子供の許容力に任せた形で進む教育のこと。許容力(自然消化力)があれば、どうにか伸びるが、なければ壊滅的なダメージを受ける無駄が多い教育のことをいいます。現地校の学習以外の、例えば日本語学習において子どもに与えている教育が、どういったものなのか、親は周りの評価に流されず一度まじめに自分の頭で考えてみることをお勧めします。子ども視点に立たず、子どもの成長や発達をも理解せず、大人の都合や教師のやりたい事を子どもに押し付けていては、人間的な判断力を含む思考力「絶対学力」を育てることは、難しくなってきます。
日本語の文章理解について「意味が70~90%理解できれば十分で難しくなったらそこでやめて別へ進む」という多読とは違い、どんぐり問題は短い文章でも「精読」の習慣をつけることを重要と考えます。詳しくは、『どんぐる教室』in ルクセンブルクの『国語も算数もみるみる伸びる ある習慣とは?』をご覧ください。http://donguru.info/math-japanese-nobiru-habit/
どんぐりな理由
私達の幼少時代、暗くなるまでドロケー、田んぼ遊び、花の王冠を作ったり、花の蜜を吸ったり、勇気試しに失敗して川に落ちたり、五感を使って遊んでいました。今と昔では子供の生活環境はずいぶん変わりました。昔の自分の育った環境を思い出してください。
学校から戻ると、暗くなるまで外で友達と遊んでいませんでしたか?
今の子供たちは、何かと忙しく毎日を過ごしていると私達は感じています。外遊びや、自主的な遊びを通じての実体験、新しい人たちとの交流が少ないと私達は感じています。
どんぐり問題は答えを出すための問題ではなく、思考回路をつくるための問題です。思考回路というのは子供自身が何かを工夫した時に生まれます。今の大人が子供だった頃は、生活と遊びの中で工夫をする機会がたくさんありました。つまり、日常生活の中でさまざまな思考回路をつくることができていたのです。
しかし、今はご飯を炊くことも、お風呂を沸かすことも、遊ぶことさえもボタンひとつの操作で済んでしまいます。日常生活の中で工夫をする余地はほとんど残されていないといってもいいでしょう。
学校教育の中身は昔も今も変わっていませんが、思考回路をつくる環境がない今の子供達に、昔はさほど悪影響を及ぼしてはいなかったパターン学習・高速学習・反復学習に代表される作業学習が、回復できないほどの悪影響を及ぼしています。その結果、「考えられない子供達」を大量に生み出しているのです。「自分たちの時代にも繰り返しプリントをした」「徹底反復が基本だ」「読み書き計算が基礎だ」は、もう通じないのです。
日常生活を含めて、これだけ教育環境が悪化している(自然には思考回路が育つチャンスがない)現代では、綿密な思考力養成の理論と手法が必要なのです。
海外に住む我が子に、自分がやってきたような日本語の勉強をさせて効果が出ていると感じていますか?宿題をさせようとする度に、親子ともどもストレスを抱えていては、学習意欲を低下させてるばかりか、自分の意見を自分の言葉で伝えられなくなっていきます。詰め込み学習ではなく、目で見て、想像して、残る日本語を伝えていきたいです。
日本がこんなに近いこの時代、私達の子ども達が日本と一生縁がない、なんて人生はあり得ません。ましてや日本のアニメやゲームが大好きで、日本に行く普通のスイス人も多い位ですから。最低限、日常会話ができるようにしておいてあげたい、日本に行った際、ちょっと読めると自由度が格段に高まるので、書くよりは格段に楽な読みを中心にインプットしておいてあげたいと思います。
家庭学習だけだとなし崩し的に続かなくなってしまう心配のある方、一緒に意見交換できる拠りどころ「どんぐり倶楽部」へお立ち寄りください。