よく頂くご質問

Q:カリキュラム内容を教えてください

A:教室としてのカリキュラムはありません。しかしながら、どんぐり倶楽部では年
長さんから6年生まで各学年100問、全部で700問の良質の算数文章問題が用意されて
おり、親が子どもの様子をよく見て、週2問のペースで解くことが理想的です。

どんぐり倶楽部は家庭学習が基本です。その子のペースやその日の気分、それが一番
分かるのが親です。どんぐり問題を解く場合には、使用上の注意を必ず守ってくださ
い。どんぐり問題は良いらしいから(プラス学習)、とパターン学習(マイナス学
習)をさせるついでにやらせても意味がありません。プラスとマイナスでゼロです。
子どもの時間を奪い、ストレスをかけただけで、子どもにとってはむしろマイナス、
親が自己満足しているだけの状態です。

2017年4月現在、スイスどんぐり倶楽部の教室では、

1時間 良質の算数文章問題

3分 IF法で漢字一字(小学生)、ひらがな一字(年長さん)

をやったら終了です。

 

しかし、どんぐり倶楽部には、目標地点と環境設定があります。

 

目的地は、「自分で考えて、自分の人生を楽しめる人」を育てること。

具体的な学習内容の目的地は、6年生を終えた時点で6年生の問題を一度通して読んで解くこと。きちんとどんぐり理論で育って学んだ子は、15歳~18歳の時期以降に試験に勝ちにいけます。その時にはパターン学習も試験対策もやっても構いませんので、例えば日本語能力試験は、この時期以降をお勧めします。

きちんとどんぐり理論で育ち、学ぶためには環境設定が大事です。それは、ゲーム、テレビ、パソコン、スマホ、タブレットといったメディア機器の使用を制限し、正常な感覚を育て、バランスの良いデータベースを蓄積するために、自然の時間の流れと空間の中で過ごす、遊ぶ時間を沢山取ることです。

学校はカリキュラムがあるので、授業内容を個々の子に合わせることはできないかもしれませんが、家庭はカリキュラムがありませんので、その子に合わせられます。

「できるだけやりましょう」「早く」「たくさん」は、焦らせる、不安がらせる教育者のよく使う言葉です。ポイントは、「少ない量」「豊かで無駄のない問題」「その子のテンポでできる十分な時間」です。吸収力や学習意欲を引き出す楽しさは、「楽」でなければ、自然に生まれません。

 

「良質の算数文章問題 購入の仕方」

https://www.youtube.com/watch?v=NMk8eJpCO3o&feature=youtu.be