学研教育総合研究所が行ったアンケートによれば、日本の子供たちの学習意欲は、学年が上になるにつれ、低下し減退していっています。「これからもっと勉強したいと思いますか」という質問に対し、「もっと勉強したい」と答えた子が、6年生では1年生の半分以下にまで下がり、「もっと勉強したい」と思うのは約4分の1ほどになってしまいます。
なぜ日本では、学校に通う年数が長くなるにつれ、学習意欲が低下していくのでしょうか。それは、
(1)学年があがるにつれ、先生のいうことが理解できず、分からなくなっていく子どもが増える。
(2)学校で勉強する目的が、テストでいい点数をとるということに、重点を置くあまりに、学ぶことの意義や面白さを、学校の先生方が生徒に理解させることができない。
などに大きな原因があると私たちは考えます。
糸山先生より引用